幅広い柄が魅力のリバティプリントですが、ブランドなどに「起用されやすい柄」が一定数存在しています。
ミシェル、ストロベシーフ、ベッツィ、ポピーアンドデイジーなど昔からある定番柄がやはり多いですね。
今回取り上げるアナベラとリビーはどちらも1930年代の古いデザインをベースにしていますが、2020年にエターナルコレクションに加わった新しい柄です。
そして発売して間もないのにもかからわず、多くのブランドで採用されている、まさにニュースターです。
それではひとつずつご紹介していきましょう。
Annabella “アナベラ”
Annabella(アナベラ)は1930年代にデザインされた花柄で、2019年にクラシックレンジ、2020年に日本のエターナルコレクションに追加されました。

こちらのアナベラ、2020年に色々なブランドに起用されていました。
まずはNYブルックリン発の人気子供服ブランドsoor ploom(ソーアプルーム)です。
soor ploomの2020awシーズンで起用されています。
最近はキャサリン妃がリバティマスクを着用していたロンドンの人気ブランドAmaia Kidsでも起用されています。
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![]() | リバティ《タナローン/2021エターナル》Annabella(アナベラ)パステル系 36300126BE(10cm単位) |

Libby “リビー”
Libby(リビー)は デイジーがぎっしりと描かれた柄でこちらも1930年代にデザインされた柄です。
アナベラと同じく2020年からエターナルコレクションに追加されています


こちらも人気が高く、たくさん起用されています。
まずはBonpoint ボンワポン、 別注カラーではありますが2020aw、2021ssと2シーズン連続の起用です。

2021ssではBonton(ボントン)でも起用されています。

出典:https://www.lilietnene.com/fs/lilietnene/bt1s-necta-600
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またイギリスのブランド、Nellie Quats(ネリークオーツ)でも違うカラーが起用されています。
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スペインのブランドPIPI babykidsでもリビーが起用されています。
おわりに…
アナベラとリビー、たくさんのブランドに起用されていますね。
二つの柄の共通点は1930年代にデザインされた柄であることと、小花柄であることでしょうか。
ザ・リバティといった印象を受ける柄でもありますね。
アナベラが白地なのに対して、リビーはビビットなカラー展開で、それぞれ好みがわかれるかもしれません。
当サイトではボンポワン、ボントン、キャラメルなどのブランド起用柄についてはこちらでご紹介しています。
1930年代のリバティを多くデザインしているデザイナーD.Sについての記事はこちらです。
興味のある方は是非◎