リバティでお洋服を作って残ったはぎれや、カットクロスなどを利用してパッチンピンを作ってみませんか。
いろいろな作り方がありますが、この記事では、型紙やミシンを使わずに簡単に作れるパッチンピンの作り方を紹介します。
フェルトを利用するのでくるみボタンのようなぷっくりとした可愛いピンが出来上がります。
用意するもの
用意するものはこちら。特別なものは必要ありません。
糸は今回はわかりやすいように黄色を使用していますが、裏側に縫い目が出るので、フェルトに似た色がいいと思います。
スリーピンというのは、いわゆるパッチンピンのことでサイズや形はお好みで。
スクエア、三角、楕円型であれば今回の作り方で対応できます。
※星形など複雑な形は難しいです。
フエルトは後ろ側ですが、白やグレーなどの目立たない色がおすすめです。
パッチンピン用のフエルトもあるのでこちらを利用すると便利かもしれません。
しかし100均一などの普通のフエルトでも問題ありません。
パッチンピン用 裏布フェルト スクエア 8cm 10個 [pp-fs-008] 価格:88円 |
パッチンピンに使うリバティ生地の選び方
パッチンピンに使用するリバティ生地どのように選べばいいのでしょうか。
ピンのサイズに縫い代プラス1cm程度しか使用しないので洋服などを作って残ったほんの少しのハギレでも作ることができます。
小さめのカットクロスもおすすめですね。
選ぶスリーピンのサイズによりますが、小さいピンの場合小花柄がおすすめです。
小さい小花柄でおすすめなのが、ケイティ・アンド・ミリー、マーガレット・アニー、ペッパー、ミシェルあたりでしょうか。
今回のこの記事で使用しているのは、マーガレット・アニーのパステルカラーです。
リバティプリント《タナローン/2020エターナル》Margaret Annie(マーガレットアニー)パステルピンク 3631165WE(10cm単位) |
パッチンピンの作り方
まずは使用するパッチンピンを生地の上に置いて、6〜8mm程度縫い代を確保して生地を切ります。
大きいピンの場合は1cmほど縫い代をとっても大丈夫です。
フェルトはピンをフェルトの上に置き、ピンの大きさで2枚裁断します。
布の裁断が終わったら、周りをぐるりと粗めになみ縫い(ぐし縫い)します。
この時、ピンの周りの2〜3mmを縫いましょう。
ピンより内側に縫ってしまうと、縫い目が出てしまうので要注意です!
縫い終わると、フエルトを一枚とピンを置いてぐっと絞ります。
この時、フエルトとリバティ生地の間に両面テープや接着剤を貼って良いです。
(ボコボコする可能性もあるので貼らなくても大丈夫です。)
ぐるりと縫うと絞るとこのようになります。
オーバル型や三角の場合は曲がるところは少し細かめに縫うと綺麗になります。
縫い終わりがある側をざくざくと縫い合わせます。
きつめに縫い合わせると、おもて面がぴんと綺麗になります。
片側を縫い合わせたら玉止めはせずに、もう一枚のフエルトを上に載せます。
もう一枚のフエルトはピンを挟むので下の画像のように切れ込みを入れて置きます。
この時フェルトがはみ出るようなら適宜カットしましょう。
ピンを切れ込みから出して、周りをまつり縫いにしていきます。
少し強めにリバティ生地を後ろ側に引っ張る感じで縫うと面面が綺麗になります。
ぐるっと縫ったら玉留めをして完成。
いかがでしたか?
型紙やミシンを使わなくても、簡単にとっても可愛いピンができます
洋服などのハンドメイドで残ったハギレ活用にもなりますね。
可愛いリバティ生地でお子様のパッチンピンをぜひ作ってみてください。